モンテッソーリ教育

モンテッソーリ教育から学ぶ 子どもとのコミュニケーションの取り方

親とのコミュニケーションは、子どもの人格形成に大きな影響を与えます

オックスフォード児童発達学博士の島村華子さんの著作「自分でできる子に育つほめ方叱り方」という育児本を読んで、改めて、子どもとの接し方に考えさせられました。

一般的によくある親子のコミュニケーションでも、実は子どもに悪い影響を与えてしまったり、、

この記事では、本を読んで、子どもとの向き合い方で気をつけようと思ったことを紹介していきます。

子どもにアメとムチを与える接し方をしてはいけない

子ども コミュニケーション 自分でできる子に育つほめ方叱り方参考文献:ducation.alot.com

「子どもが何かいい事をした時にご褒美をあげる」

「子どもが何か罰を与える」

どんな家庭でもよくある光景ですね。

だけど、そんなよくある光景が子どもにはこう見えているかもしれません。

親の期待に応えられなかったら、愛してもらえない

極端な言い方に感じるでしょうか?

だけど、これを繰り返していたら、「褒められるから」「怒られるから」と誰かの評価があることを前提に行動するようになってしまいます。

子どもはいつまでも親といるわけではありません。

学校生活、仕事をしていく中で、結婚生活、いろんな場面で「相手が望む事をしないと愛してもらえない。認めてもらえない」と考えて行動するようになってしまったら、とても幸せになれると思いません。

将来、子どもに「親と意見が合わずにぶつかった時でも、親に愛されていると感じましたか?」と質問した時に何て答えて欲しいでしょうか?

 

大人が求める子どものイメージを見直す

子ども コミュニケーション 自分でできる子に育つほめ方叱り方参考文献:www.romper.com/

例えば、ショッピングモールや公共の施設に行ったときに「静かにできて、良い子だね」と声をかけられる場面ってよくありますよね。

だけど、子どもにとっては泣くことが仕事です。

いろんな感情を経験して、自分の興味を探求して、欲求を自身の言動で伝えることが子どもの大切な仕事なのです。

子どもにとって親は良きリーダーであること

子ども コミュニケーション 自分でできる子に育つほめ方叱り方参考文献:www.crosswalk.com/

子供が癇癪を起こしたときに、苛立ちやフラストレーションをぶつけるように叱ってしまっていませんか?

親だって、感情を持った人間ですから、そうなってしまう気持ちもわかりますが、まずは一息つきましょう。

良きリーダーとは何か?

例えば、仕事で失敗した時に頭ごなしに然るべき上司は良きリーダと言えるでしょうか?
部下の意見と相違があったときに、部下の意見を一蹴して自分の考えを通そうとする上司は良いリーダーでしょうか?

相手に有無も言わさずに支配しようとするのは良きリーダーではないですよね。

子どもと向き合って尊重しながら、必要な制限をかけつつも道標を示してあげることが大切だと思います。

もちろん、簡単なことではありませんが、罰やご褒美に頼るのではなく、子どもの意見や行動をどっしりと受け入れられる良きリーダーになりましょう!

親の都合で年齢相応じゃない要求をしない

子ども コミュニケーション 自分でできる子に育つほめ方叱り方参考文献:www.crosswalk.com

子どもに期待していることは、ちゃんとその子の年齢に見合った期待でしょうか?

例えば、0歳児の赤ちゃんに「泣かないで欲しい」「静かにしてほしい」と期待したとして、それが叶うと思いますか?

僕の家には、現在0歳児の子どもがいますが、それが叶うとは到底思えません。

子どもの発達段階によって、できる事とできない事は大きく異なります。

子どもの成長段階によって、子供のメンタルティも違います。

「うちの子供のならできるはず」と無茶な要求をしていないことは重要です。

「早くしなさい」
「こぼさないで」
「泣かないで」

というような子どもへの要求が、

「予定が遅れるから」
「部屋が汚れるから」
「多くの人がいるまで泣かれたら、恥ずかしいから」

といった大人の都合に押しつけていないか、その要求は本当に子どもに必要なものなのか考え直してみましょう。

子どもの成長の長期的なゴールを持つ

子ども コミュニケーション 自分でできる子に育つほめ方叱り方参考文献:www.healthline.com/

子供が大人になった時にどんな大人になって欲しいですか?

例えば、あなたは「我が子には将来、物事を自分で考えられる自立した大人になってほしい」と思っているとします。

だけど、子どもが1人でできることをつい大人がなんでもやってあげていたら、将来、自立した大人になれるでしょうか?

あなたは子どもに「困難な事にも立ち向かえる忍耐力のある大人になって欲しい」と思っています。

だけど、過保護になって、子どもの障害をなんでも取り除いてあげていたら、将来、困難な事に立ち向かえる忍耐力のある大人になれるでしょうか?

もしかしたら、自分が子どもに対して、良かれと思ってやっている行動が子どもの成長を妨げになっているかもしれません。

もちろん、愛する我が子です。
子どものために行動したいというのは親の性だと思います。

だけど、子どもが大人になった時に、子育ての長期的なゴールに自分の行動がどう貢献できているのか考えてみると良いかもしれないです。

最後に

子どもって、いつまでも子供でいれるわけではないですよね。

子育ての長期的なゴールを持つというトピックを読んだときに、ハッとさせられました。

もちろん育児ってすごい大変です。
「そんなこと言われても、そんな余裕ないよ」って思う人もいるかもしれません。

だけど、接し方ひとつで、子どもの未来が全く違うものになるかも

いきなり完璧になんて無理かもしれないですが、自分ができる範囲から、ちょっとずつでも変えていけたらと思います。