赤ちゃんは「クーイング」や「喃語」といった赤ちゃんの時だけの特有の言葉で話します。
うちの子も喃語で言葉を発するようになって、子供とできるコミュニケーションが日に日に増えてきて、毎日それを楽しみに喃語で会話をしています。
でも、喃語とクーイングはどんな違いがあるんだろうとか「うちの子はクーイングをしないんだけれど、大丈夫かな?」なんて不安になったりすることもあると思います。
そんな疑問や不安が解消できるように解説していきます。
喃語が始まる前にクーイングが始まる
参照元:https://www.mamanatural.com/when-do-babies-start-cooing/
赤ちゃんの言葉の成長段階で、喃語が始まる前にクーイングを始めます。
クーイングとは「あー」「うー」など、唇や舌を使わずに発生する独自の言葉で、ハトの鳴き声に似ていることから「cooing(クーイング)」と名付けられたそうです。
クーイングは生後2~3か月ごろに、喉や声帯が徐々に成長し始めたことで自然と口にすることが多くなるようです。
生まれたばかりの赤ちゃんはまだ喉や声帯などの期間をうまくコントロールできないので、クーイングをすることで発声の練習にもなります。
一般的にクーイングには、おなかがすいたときや不快な時に発する泣き声とは違ってコミュニケーションの意志があるわけではないといわれていますが、赤ちゃんは周囲を観察して、情報を得ています。
クーイングしたときに簡単な返事をしてあげるだけでも、自分の発したことにリアクションをしてくれたと赤ちゃんは理解し、コミュニケーション能力の基礎の発達にも良い影響を与えるので、赤ちゃんがクーイングをしたときには返事をしてあげましょう。
クーイングをするかしないかは個人差がある
参照元:https://www.babycenter.com/
育児書やSNSで同じぐらいの月齢の子がクーイングをし始めたのに、自分の子がまだクーイングをし始めると様子がないと不安になるかと思います。
だけど、クーイングをしないことも決して異常なことではないようです。
「でも、クーイングでコミュニケーション能力の発達に影響しているなら、成長したときに大丈夫なの?」と不安になられるかもしれませんが、クーイングをしなかったからといって口数が少ない子になったり、うまくコミュニケーションができないなどといった事はないようなのです。
クーイングから喃語で会話のキャッチボール
参照元:https://www.mamanatural.com/
喃語を話すようになると「あうあう」「ぐうぐう」などと舌や唇を使って、より話し言葉に近い言葉を発するようになってきます。
時には耳を塞ぎたくなるぐらいの大声で叫ぶことも多くなってきます。
我が家では子供が喃語を話している時は、なるべく同じテンションで返事をするようにしています。
すると、クーイングの時とは違って、会話のキャッチボールのように喃語でコミュニケーションをとれるようになりました!
赤ちゃん「あう!」
私「あう!」
赤ちゃん「あう!」
私「あう!あう!」
赤ちゃん「あう!あう!えへへへ!」
みたいな感じで、最後にオードリーの漫才のように二人で笑いあうというような場面が多くなりました。
コミュニケーションで子供の笑顔を引き出すのがとにかく可愛くて、楽しくてとても大好きな時間です。
赤ちゃんにとっても親がリアクションをしてくれるのが楽しくて、喃語での会話を楽しんでいると思うのですが、親の私からしても今までは声をかけてもリアクションがなかったのが、明確にリアクションをとってくれるのうれしいです。
こういう親と子のコミュニケーションが、将来的に社会性を身につけいく基礎になっていくんだと思います。
喃語でコミュニケーションできる時間を大切にしよう
喃語で会話できるのは1歳前後までと言われています。
きっとおしゃべりができるようになったら、その時間も大切になるんだとは思いますが、人生の中で喃語で会話をできるのは今だけだと思います。
子供が成長していく段階で、きっとうれしいこともたくさんありますが、同時にさびしくなることも多いんだろうなと思います。
子供といっしょに過ごす今を大事にしていきたいですね!