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夜泣き対策が効かない…もう限界?それでも試してよかった“本当に効いた”方法7選
「何をしても寝てくれない夜」を、私たちも経験しました。
赤ちゃんの夜泣きって、本当に心がすり減りますよね。
授乳しても、オムツを替えても、室温を調整しても……それでも泣きやまない。
抱っこし続けて足がプルプルしても、置いた瞬間にまた火がついたように泣き出す。
「もうこっちが泣きたいよ、、」
そんなふうに何度も心の中でつぶやきながら、夜が明けるのをただ待っていた時期が、私たちにもありました。
育児書に書いてある「夜泣き対策」は試した。でも効かない…
多くの本やサイトには、こう書かれています。
- お腹が空いていないか?
- オムツが濡れていないか?
- 暑すぎない?寒すぎない?
- 寝かしつけのルーティンを整えよう
それらはもちろん、どれも大切です。
けれど、それを全部やってもダメなとき、全然ありますよね。
ここでは、そんな「定番の対策が効かなかったとき」に試してよかった方法を、リアルな視点でご紹介します。
それでもダメだったとき、私たちが試してよかった7つのこと
1. 音で癒す|「換気扇の下」「ドライヤー音」でスッと寝た
夜中、あまりに泣き止まないので抱っこしたままキッチンへ避難したことがありました。
そのとき何気なく換気扇を回したら、不思議なことに泣き声が止まって——そのまま眠ってしまったんです。
ホワイトノイズ(規則的な雑音)が赤ちゃんを安心させる効果があると知ったのは、その後のこと。
youtubeでも検索すれば、たくさんできるので今すぐやってみてください!
2. 抱っこの“型”を変えてみる
縦抱き、横抱き、膝の上にうつ伏せ、バランスボールに座りながら抱っこ…。
同じ“抱っこ”でも、少しの姿勢の違いで赤ちゃんの反応が全然違うことがあります。
大人でも寝る時のお気に入りの姿勢ってありますよね?
きっと赤ちゃんにとっても同じなのかも。
我が家では、なぜか“胸の上でうつ伏せにさせる”スタイルでしか寝ない時期があり、夫婦で「これは抱っこじゃなくて“捧げ持ってる”って言うんじゃ…」と笑っていたことも。
3. あえて「暗闇じゃない」空間で寝かせる
寝室は真っ暗じゃなきゃダメ、と思い込んでいた私たち。
でも、ある夜どうしても泣き止まないのでリビングで抱っこしていたら、そのまま眠ってしまったんです。
子どもの時って真っ暗な空間が怖かったりしますよね。赤ちゃんも「急に真っ暗」は不安になることもあるんですよね。
豆電球やスタンドライトをうまく活用して、一緒にいるよって「見える安心感」を与えてあげることも、ひとつの方法です。
4. 短時間でも“空気を変える”夜のベランダ散歩
真冬は難しいかもしれませんが、夜中にベランダに出て数分風に当たるだけで泣き止んだことが何度もあります。
外の空気に触れたり、虫の音や車の音を聞いたり。赤ちゃんにとっては室内とはまったく違う“世界”が広がっていて、それが気持ちを切り替えてくれるのかもしれません。
ぐったりしている私たち親にとっても、少し気分転換になるかもしれません。
もちろん安全第一で。抱っこ紐を使って転倒に注意しましょう。
💡 ここからは「赤ちゃんをどうするか」ではなく、「親がどう乗り切るか」
どんなに手を尽くしても泣き止まない夜。
そんなときは、赤ちゃんだけじゃなく、「自分自身の心」をどう守るかも同じくらい大事です。
ここからは、私たちが実践して救われた「親自身のケア」についてご紹介します。
5. 親の“諦め”が効くこともある
赤ちゃんが泣いていると、「泣き止ませなきゃ」と思ってしまいますよね。
でもある夜、私はもう疲れ果てて、「泣き疲れるまで待つか、、」と夜泣きに付き合う覚悟をしました。
すると、不思議なことに赤ちゃんも少しずつ泣き止んでいったんです。親の緊張や焦りって子供はけっこう敏感に感じ取っているんですよね。
「今夜は最後まで付き合うよ」という境地に行ったときに子供は意外と安心して寝るのかもしれないです。
6. 一晩だけ“ママパパ交代制”にしてみる
夜中の夜泣き、我が家ではなるべくどちらかが対応するというよりはパパもママも起きて一緒に対応していました。
だけど、それだと共倒れしてしまうので、我が家では「今日はパパの日」「今夜はママが寝室でぐっすり」のように週1回でも交代制を取り入れたことで、心が折れずにすみました。
完全に寝られなくても、「交代してくれる人がいる」というだけで、気持ちがぜんぜん違うんです。
そういった気持ちの安心感が子供にも伝わって、安心して寝てくれるのかも。
7. 医師や助産師に“話すだけ”でも効果あり
夜泣きがあまりにも続くと、「うちの子、何かおかしいのかな…?」と心配になりますよね。
特に第一子だと何もかもが初めてで、生まれる前に想像していた事をはるかに超えて波となって襲い掛かってくると思います。
そんなときはかかりつけの小児科や助産師さんに、気になることを話すだけでも安心できます。
「それ、月齢的によくあることですよ」と言われてホッとしたり、「これは一度診ておきましょうか」と背中を押してもらえたり。
ひとりで抱え込まないって、本当に大切です。
完璧な夜泣き対策なんて、ないからこそ。
赤ちゃんによって泣き方も理由も、ぜんぶ違う。
どれだけ調べても正解は見つからないし、「こうすれば100%寝る方法」なんて存在しません。
でも、「こうして乗り越えたよ」という経験は、きっと次の誰かの夜を少しだけ明るくしてくれると信じています。
泣き止まなかった夜も、意味のある夜だった。
頑張りすぎなくて、大丈夫です。