育児をしているママやパパの悩みの1つ
”ゆっくり休める時間が全然ない、、”
子どもの笑顔は、ママとパパの癒してくれます。
が、、育児や家事に追われていると朝から夜まであっという間、、
そんな育児疲れで悩んでいる人に、マインドフルネスがおすすめ!
マインドフルネスとは、瞑想の一種で世界中で一流と呼ばれている人の多くが生活に取り入れている休息方法です。
マインドフルネスは育児疲れや産後うつにも大きな効果があるのです!
心を整えるマインドフルネス
参考文献:https://economictimes.indiatimes.com/
”なんか宗教みたいで怪しい、、”
”マインドフルネスって、意識高い系の人がやるんでしょ?”
みたいなイメージを持っている人が多いと思いますが、そのイメージだけで敬遠してしまうのは非常に勿体ないです。
マインドフルネスは、アップルやマッキンゼーのような世界の有名な企業が取り入れ、スティーブ・ジョブスやビル・ゲイツなどの一流の経営者、イチローのような第一線で活躍しているアスリートなどが生活の中に取り入れています。
深田恭子さんが患った心の疲れから来るような病気にもマインドフルネスはとても効果があると言われています。
“シングルタスク“,”マルチタスク“という言葉を聞いたことありませんか?
シングルタスク・・・複数の物事を一つずつ順番に完了させていくこと。仕事Aが終わってから、仕事Bにとりかかるやり方。
マルチタスク・・・複数の物事を同時進行で処理すること。仕事Aと仕事Bを平行して処理していくやり方。
育児や家事に追われているとどうしてもマルチタスクになってしまいます。
複数の物事を同時並行して処理し続けたら、頭はパンクしちゃいますし、精神的な疲労も蓄積してしまいますよね。
マインドフルネスをする事で、「今ここ」に意識を向けて、1つ1つのことに集中力・記憶力を高めて、日々の生活のパフォーマンスを向上すると言われています。
マインドフルネスの効果
参考文献:https://toyokeizai.net
僕が好きな映画の1つ「サウンド・オブ・メタル 〜聞こえるということ〜」という映画で、聴力を失い自暴自棄に陥った主人公が、障害者コミュニティの中で同じ難聴を持つろう者にこう質問される。
「本当に静寂になれた瞬間はあったか?」
「静寂こそが心の平穏を得られる場所だ」
耳が聞こえなくても、私たちの頭の中ではたくさんの声や音が飛び交っています。
その中で静寂を得られる場所を探すこと、その静寂の中に休息を得ることこそがマインドフルネスなんだと僕は思います。
マインドフルネスをすることで脳をリラックスさせるだけでなく、バランスよく活性化させて、ストレス耐性を向上させることが実証されています。
また記憶力・集中力を高めて、複数の仕事が並行で動いている時にでも、1つ1つの事に集中する事ができ、生活や仕事でのパフォーマンスを向上させる効果もあります。
精神面だけでなく、身体面でも免疫力の改善、血圧の低下、血中コレステロール、血糖値の低下などが検証されていて、交感神経と副交感神経のバランスが整い、睡眠の質を高める効果もあります。
育児や家事に追われていると、ついストレスからネガティブな感情が生まれてしまいがちだと思います。
そんな感情をマインドフルネスをする事で、癒して、心をうまくコントロールができていきます。
マインドフルネスのやり方
マインドフルネスをするのに特別用意するものは特にありません。
ベッドでもできるし、慣れてくれば、電車に乗っている時なんかでも出来ちゃいます。
僕はだいたい寝る前にマインドフルネスをやるのですが、家族が先に寝ていたりするので、床にヨガマットをひいて、その上でマインドフルネスをします。
参考文献:https://www.impensado.com.br/
マインドフルネスと言えば、座禅を組んで行うみたいなイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。
参考文献:https://yogaesmas.com/savasana-la-postura-del-cadaver/
上の画像のように、シャバーサナというヨガの仰向けのポーズでも大丈夫ですし、電車とかでやる場合は手すりに捕まって、マインドフルネスを行うのも大丈夫です。
個人的なおすすめとして、これからマインドフルネスを始めてみたいという人にはシャバーサナのポーズがオススメです。
僕がマインドフルネスをするときは、いつもシャバーサナのポーズでやっています。笑
さて、続いてはマインドフルネスのやり方ですが、とてもシンプルです。
1.半眼または目を閉じる
半眼で行うときは1.5m~2m先を眺める。
2.自分の呼吸に意識を向ける
呼吸をした時のお腹の膨らみに意識を向けるのがコツです。
慣れていないうちは「膨らんだ」「縮んだ」と心の中で呟くとやりやすいです。
3.雑念が浮かんでも、それを追わずに呼吸に意識を向ける
「心を空にする」というのがマインドフルネスを行う上で大切ですが、無意識にもいろんな事を考えてしまうと思います。その時はその考えを追わず、「今はマインドフルネスをしているから後にしよう」と呼吸に意識を戻してあげてください。
すごくシンプルで簡単な事のようですが、実際にやってみるとすごく難しいです。
そして、自分の心の中ってこんなに騒がしかったんだと改めて思うと思います。
短い時間のマインドフルネスから習慣化していこう
最初は1分ぐらいの短い時間実践してみると良いと思います。
最初から長時間やろうとすると、気持ちがなかなか集中出来ないかと思います。
あまり時間を意識せずに、自分が心地いいと感じる時間で気づいたら、1分、5分、10分と長い時間できるようになるのが理想的だと思います。
最後に
僕自身、子どもができる前からマインドフルネスを実践していて、やっぱりマインドフルネスをやった日は、心の中の悪いものが呼吸とともに吐き出されているような気持ちになります。
子どもといるとどうしても休める時間が短くなったり、ストレスの捌け口が圧倒的に少なくなるので、休める時に短い時間で質の良い休みを得るのは大事だと思います。
道具がなくても、今日からでもすぐに実践できるので、ぜひマインドフルネス試してみてください。
またもっと詳しく知りたい人は、「世界のエリートがやっている 最高の休息法」という本がおすすめなので、ぜひ読んでみてください!