朝の時間、バタバタして気がついたら一日が始まっていた…
「時間がないよ!急いで!」と子供に声をかけるそんな毎日を見直したいと思ったのが、私たちの“親子朝活”の始まりでした。
でも、いざ「朝活」といっても、子どもと一緒に何ができるのか分からず試行錯誤。
この記事では、わが家が実際に1歳から始めて続けてきた朝活の習慣と、無理なく楽しむコツをご紹介します。
目次
きっかけは「早起きしたけど、暇だった」から
娘が1歳を過ぎた頃から、少しずつ朝に早く起きるようになりました。
それまでは「朝はバタバタ、ギリギリ」という毎日でしたが、ある日ふと早く起きた朝に「なんだか余裕がある…」と感じたのが朝活の始まりでした。
でも、親が朝活していても、横で子どもも一緒に何かやりたがるんですよね。
それでどんどんと「一緒に楽しめたらいいな」と思うように。
そこから、わが家流の“子どもと一緒の朝活”を少しずつ取り入れていくようになりました。
子どもと一緒の朝活、どんなことをしてる?
1. 朝の散歩で太陽を浴びる
朝の空気を感じながら、近所をぐるっと歩くだけでも、気持ちがスッと切り替わります。
歩ける年齢であれば、ちょっとした「かけっこ」や「葉っぱ探し」もおすすめです。
特に朝は普段よりも人がいないので、歩く練習なんかにも良いかもしれないです。
うちの娘は家族でお出かけするのが好きなのですが、休日に息抜きでパパがお出かけしたり、ママがお出かけしたりと家族で時間が揃わないときも、朝活でなら家族でお出かけできるので、そういうやり方も良いのかなって思います。
まだ歩けない頃は抱っこひもでお散歩へ。
外に出てだけで、朝の空気を吸うだけでも気持ちも少し軽くなるのを感じていました。
2. 家族ヨガで、体と心をほぐす
休日の朝はマットを敷いて家族みんなでヨガをしています。
深呼吸したり、簡単なポーズをとるだけでも、心がふわっとゆるみます。
スマートウォッチでストレス値の測定が見れるのですが、ヨガをやった後だとストレス値が一気に下がるので、本当にヨガの力ってすごいです!
娘もポーズを真似して、「ねこ〜!」とか「木になった〜」とか言いながら遊び感覚で参加しています。
ちょっとバランスを崩しちゃっても、子供と一緒にやっているとそれが大爆笑!
朝から笑顔が生まれると、その日一日が明るくスタートできる気がします。
3. 朝の読書タイムで気持ちを整える
静かに始めたい日は、絵本を2〜3冊読む時間をつくります。
お気に入りの場所にマットを敷いて、「朝だけの読書コーナー」を作るのも効果的でした。
4. 植物のお世話で“育てる気持ち”を育む
朝の静かな時間に、娘と一緒に観葉植物へ水やりをするのも、わが家の習慣です。
「おはよう」「今日も元気かな?」と声をかけながらジョウロで水を注ぐ姿は、とても穏やかでやさしい雰囲気。
娘と一緒に水やりをやっていると今まで交流のなかったご近所さんとも挨拶なんかして、こうした時間で親子でご近所さんとコミュニティーを持つのは小さな子供がいる家族にとって、何かあったときに助けになってくれると思うので良い事かなと思います。
植物の葉っぱの変化に気づいたり、名前を覚えたり。
子どもが自然と“気づく目”を育てていく時間にもなっています。
世話をすることで「小さな命を大切にする気持ち」を自然に感じられる──そんな朝活です。
5. ミニお手伝いで1日を気持ちよくスタート
朝ごはんのパンを並べるだけ、コップを運ぶだけ。
「手伝ってくれてありがとう!」と言われると、子ども自身もうれしそうにしていました。
休日であれば、目玉焼きだったりサラダだったりと簡単な料理を一緒に作ったりもします。
小さな成功体験が、その日1日の気分にも影響しているように感じます。
続けるためのコツ|「楽しい」「ムリしない」がカギ
はじめから「毎日やろう!」と意気込むと、親の方が疲れてしまうことも。
わが家では、「朝活できたらラッキー」くらいの気持ちでゆるく続けています。
子どもが気に入った遊びや体操は、“毎朝のルーティン”に。
逆に気分が乗らない日は、ただ一緒にバナナを食べながらぼーっとするだけでもOKにしています。
正直、大変だったことと今の心境
最初は、こっちが眠くてイライラしてしまうこともありました。
「朝から元気な子どもに付き合うのは正直しんどい…」と感じた日も。
でも、一緒に始めた朝活を通して、「この時間って今だけなんだな」と思えるようになりました。
小学生になったら、親とこうやって一緒にやってくれる時間が一気に減ると思います。
そう考えると今の時間ってすごく大切な時間なんだなと思わされます。
娘に「今までやってきた遊びや旅行とか○○ちゃんがやってきた事の中で何が楽しかった?」と聞いたら、少し考えこんだ後に「ママとパパと一緒に遊ぶ時間が一番好きなんだ〜」と言ってくれた日には、目に涙が溜まりました。
大変なこともたくさんあるけれど、娘にそうやって思ってもらえるように頑張れたらなと思います。
まとめ|朝時間が、親子の“特別な時間”に変わる
子どもと一緒に朝活をするようになってから、朝のバタバタが少しずつ減ってきました。
「今日も1日、いい日になりそう」と思えるスタートが切れるだけで、不思議と気持ちが整う気がします。
朝活は無理なく、子どもと“ちょっとだけ特別な時間”を過ごす工夫の一つ。
気になる方は、まずは週末の朝から、少しずつ取り入れてみるのがおすすめです。