日常生活

育児疲れの中で無意識にやっている“子どもへの悪影響行動”とは?親が気づきたい5つのポイント

子育てって、本当に毎日が戦いですよね。

仕事、家事、育児…やることは山積みで、自分のことはいつも後回し。

「余裕がないから、つい怒鳴ってしまった」

「疲れてスマホを見てたら、子どもが話しかけてきてた」

そんなこと、ありませんか? 私はしょっちゅうあります。笑

でも実は、そんな“親の無意識な行動”が、子どもに大きな影響を与えていることがあるんです。

今回は、親が知らず知らずのうちにやってしまいがちな5つの行動と、その対策をご紹介します。

1. スマホを見ながらの返事が「自分を見てくれてない」と感じさせる

子どもが話しかけてきたとき、ついスマホを見ながら「うんうん」と返事してしまう…そんな場面、よくありませんか?

私も気をつけてはいながら、ちょっと一息ついてのんびりしている時などやってしまいがちです。

子どもは敏感です。親が自分の方を見ていないと、「話を聞いてもらえてない」と感じてしまいます。

全部に完璧に反応するのは難しくても、1日のうちの1回だけでも、スマホを置いて目を見て話すだけで、安心感は全然違います。

2. 否定的な言葉が、自己肯定感を削ってしまう

「なんでできないの?」「何回言ったらわかるの?」
4歳~ぐらいになってくると子供にも自己主張が強くなり、注意しても中々言う事を聞いてくれなくなったりして、親に余裕がない時に心がついキツい言葉が出てしまいがち。。

行ったその後に反省することもありますよね。

でも、こうした否定の言葉は子どもの自己肯定感をじわじわと傷つけてしまいます

「できなかったけど、頑張ったね」「チャレンジして偉いよ」と、ちょっと視点を変えて褒めるよう意識するだけで、子どもの反応も変わってきます。

3. 夫婦ゲンカが「家=安心できない場所」にしてしまう

家庭は子どもにとって、唯一安心できる場所です。

夫婦で言い合いをしてしまうことはあるけれど、大声や怒鳴り声は子どもに強い不安感を与えてしまいます。

特に小さな子は「自分が悪いことをしたからケンカしてるのかな」と感じてしまうことも。

ただどうしても意見がぶつかってしまったり、些細な言い合いから感情が高鳴って、ケンカになりそうに事もあります。
そういう時は気持ちが落ち着くまで別室に行くなど、ちょっと時間を挟むことでケンカを回避することも出来ると思います。

4. 与えすぎることで、自立する力を奪ってしまう

「泣かれるのが面倒で、ついお菓子やおもちゃを買ってしまう…」
親あるあるですが、それが習慣になると我慢する力や工夫する力が育たなくなります。

時には「今日は我慢しようか」と伝える勇気も大事。
なんでもかんでも欲しいものを与えられてきたような大人になってしまったら、大変ですよね。
我慢の経験も、子どもの成長には必要なんですよね。

5. 親のストレス・不安は、子どもにそのまま伝わる

「ママ、怒ってるの?」「パパ、元気ないね…」
そんな言葉を子どもから言われたこと、ありませんか?

親の表情・態度・空気感は、子どもにしっかり伝わっています。

自分の気持ちに余裕がないときは、一度立ち止まって、コーヒーを飲んだり深呼吸したり、自分自身を労ってあげてください。

夫婦間で話し合って、お互いの自由な時間を設けたりすることも時にはすごく大事です。

【最後に】完璧じゃなくていい。気づいた“今”が変わるチャンス

子育てに正解なんてありません。

でも、「あ、これって子どもに影響あるかも」って気づけたその瞬間が、子育てをちょっと良い方向に進める第一歩になります。

今日も、疲れながらも子どものためにがんばっているあなた。

その姿こそ、子どもが一番見て、感じて、学んでいます。

どうか、自分を責めすぎずに。
自分自身を大切にしてあげることが、子どもを大切にすることにつながります。


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