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夜泣きが続く時期に試してよかった“神アイテム”5選|我が家の実体験より
夜泣きは、育児の中でも特に体力・気力のバランスが崩れやすい時間帯です。
我が家の娘も、生後5ヶ月頃から夜中に何度も目を覚まして泣くようになり、「またか…」とため息が出る日が続いていました。
夫婦で協力しながら乗り切ろうとしても、慢性的な寝不足はどうしても心の余裕を奪っていきます。
そんな中で、「何か少しでもラクになるものがあれば…」といろいろなアイテムを試すようになりました。
その中で「これは良かった」と感じた5つをご紹介します。
完全に万能なものではありませんが、同じように夜泣きに悩むご家庭の参考になれば嬉しいです。
ホワイトノイズマシン|“泣き始め”の空気をすっと整える
ホワイトノイズは、「ザーッ」と一定のリズムで流れるノイズ音。
最初は正直、「こんな雑音で泣き止むの?」と疑っていましたが、試しに使ってみたところ、娘がスーッと泣き止んで目を閉じたことが何度かありました。
面白いのが、娘が眠りに入ってふっと安心して横を見たら、隣でパパまで寝ていたこと。
しかも、ノイズマシンの音を子守唄代わりに、まるで自分用かのような爆睡ぶり。
「そっちが先に寝るんかい!」と、笑いながら思わず写真を撮りました。
赤ちゃんだけでなく、大人の神経にも作用するんだなと感じた一件でした。
おやすみプロジェクターライト|視線が上を向くだけで気持ちが切り替わる
寝室の天井に、ゆっくりと動く星や月の光が映るプロジェクター。
夜泣きで抱っこしても泣き止まないとき、部屋を少し暗くしてこれをつけると、娘がじっと天井を見つめて落ち着く場面が増えました。
視線が変わることで気持ちがリセットされるのか、抱っこしていたこちら側も少し落ち着ける感覚があります。
「寝かせなきゃ」と思っていた気持ちが、「一緒に眺めよう」に変わるだけでも、夜の空気が柔らかくなりました。
スリーパー(着る布団)|布団を蹴飛ばすタイプの子におすすめ
娘は寝相がかなりアクティブで、どんなに布団をかけてもすぐに足で蹴ってしまうタイプ。
夜中に何度もかけなおしては泣かれる、を繰り返していたため、着るタイプのスリーパーを導入しました。
結果的にこれが大正解。布団の心配をしなくてよくなっただけで、夜の安心感がまったく違いました。
特に冬場は冷えによる夜泣きが減った気がして、育児負担の少し目に見える形で軽減された実感があります。
ノンカフェインのハーブティー|寝かしつけ後の“リセット”に
これは夜泣きで大変な夜を乗り越えたママとパパへのリラックスアイテム。
娘の夜泣きが続いていた時期、寝かしつけが終わっても気持ちがすぐには切り替えられず、ベッドに入っても眠れない日がありました。
ママが仕事の終わりに買ってきてくれたノンカフェインのカモミールティー。
「これでも飲んでみたら?」とキッチンから差し出された一杯で、気持ちがふっと軽くなったのを覚えています。
自分のための時間が数分でもあると、翌日への気持ちが少し前向きになります。
今では寝かしつけが終わった後のハーブティーが、ちょっとしたリセットの合図になりました。
ベビーマッサージオイル|触れることで落ち着く時間がつくれる
お風呂あがりに、娘の手足やお腹をやさしく撫でるだけの簡単なマッサージ。
マッサージオイルを使うと、肌がすべすべになって気持ちよさそうな表情を見せてくれます。
最初は私が担当していたのですが、ある日「やってみたい」と言ってくれたパパが娘の足を触った瞬間、思った以上に緊張していて
「えっ…これで合ってる?」と戸惑っていたのがちょっと面白くて。
今ではパパのマッサージの日もあって、娘もそれが分かるのか、パパの番のときはよく笑っています。
“夜泣きに効く”というより、スキンシップが日々の安心につながっているような、そんな気がしています。
最後に|すぐ効かなくても、“手を尽くした”という実感が力になる
夜泣きは一筋縄ではいかず、アイテムひとつで解決するものではありません。
けれど、我が家にとっては今回ご紹介した5つのアイテムが、「少し楽になった」「ちょっと気持ちが前向きになれた」きっかけになりました。
なにより大きかったのは、「手を尽くしている」という実感があったことかもしれません。
その実感があるだけで、「今日もよくやった」と自分を許せる日が増えていきました。
すべてのご家庭に合うわけではないと思いますが、どれかひとつでも「うちでも試してみようかな」と思ってもらえたら嬉しいです。